【徳川家康と大阪城】特集
こんにちは、大阪城オンラインショップです!
いつも全国たくさんの地域からお越しいただきありがとうございます。
先日ふらりと本屋さんに立ち寄ったのですが、新刊コーナーに徳川家康に関する本が平積みされているのを見かけました。2023年のNHK大河ドラマは戦国時代が舞台、主人公は徳川家康ということで、これから来年にかけて注目度が高まっていきそうですね。
大阪城オンラインショップでは、11月から「【徳川家康と大阪城】特集」と題し、展覧会図録をはじめ、家康や大阪城に関するさまざまなグッズをご紹介します。
大阪城は豊臣秀吉のお城なんだから、家康関係ないでしょ?と思われるかもしれませんが、とんでもない。徳川家康は豊臣政権を支えた人物であり、また豊臣家を滅亡に至らしめ、大坂城を落城させた人物。浅からぬ関係があります。
大阪城天守閣の所蔵品から、家康と大阪城についてご紹介しましょう。
⬛︎どれなの家康⁉
大阪城天守閣所蔵の「徳川家康」
突然ですが…クイズです!次のうち、徳川家康はどれでしょう?
答えは……①
と、②と、③と、④…
…はい、全部です!(イジワルしてごめんなさい)
これらはいずれも、大阪城天守閣で所蔵する資料に描かれている家康です。
なかでも①は、本や番組でよく紹介される、狩野探幽筆と伝えられる徳川家康画像。

どこかで見たことがあるなぁ、と思われたかもしれません。実はこれ、大阪城天守閣のコレクションなんです。
大阪城天守閣は、豊臣時代の歴史資料を展示することを柱のひとつとしている博物館。家康に関する資料も多く所蔵し、随時入れ替えをしながら展示しています。見覚えのある「あの顔」の実物もごらんいただく機会があるかもしれません。
⬛︎家康が建てた、もうひとつの天守⁉︎
秀吉の死から約一年後の慶長4年(1599)9月、豊臣政権の大老だった家康は、秀吉の子・秀頼の後見を名目として、大坂城西ノ丸に入居します。そして翌年、あろうことか、本丸と別にもうひとつの天守を築き始めたのです。
大坂城に2つの天守?まさかと思われるかもしれませんが、下の絵をごらんください。
「重要文化財 大坂夏の陣図屏風」(部分、大阪城天守閣蔵)
左端には黒い五層の天守。そのななめ前の赤い〇印のところに、四層の櫓が描かれています。
この櫓が、家康の築いた天守ではないか、といわれています。
家康がこの天守を築き始めた慶長5年(1600)といえば、関ヶ原合戦の年。その後天守は、慶長20年(1615)の大坂夏の陣のときまで残されていました。なんと15年もの長い間、大坂城にあったんですね。
こんな驚きの歴史がある徳川家康と大阪城。徳川家康はあまりにも有名な人物ですが、知らないことがたくさんあるかもしれません。
大阪城オンラインショップで、ひと足先に徳川家康を知るきっかけ作りをしてみてはいかがでしょうか。
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■□■テーマ展「神君家康ー「東照宮縁起絵巻」でたどる生涯ー」(商品ページはこちら)■□■
大阪城天守閣所蔵の「東照宮縁起絵巻」で徳川家康の生涯をたどります。

■□■テーマ展「武将たちの風貌」(商品ページはこちら)■□■
家康とその一門・家臣たち30名を含む戦国武将125名の画像を、それぞれのエピソードとともに紹介します。

■□■大坂夏の陣図屏風(縮小版)(商品ページはこちら)■□■
「大坂夏の陣図屏風」の縮小版。屏風に描かれた5071人の中から徳川家康を見つけられるか⁉

■□■推し兜 合金モデル 徳川家康 シルバー・ゴールド■□■
徳川家康の「歯朶前立兜(しだまえだてかぶと)」をできる限り忠実に再現した、家康推しのための逸品がオンラインショップに初登場!精巧な作りで、小さいながらも重厚感があります。
(シルバーの商品ページはこちら)(ゴールドの商品ページはこちら)
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【掲載資料紹介】
①徳川家康画像(伝 狩野探幽筆)
②重要文化財 大坂夏の陣図屏風 右隻1扇 徳川家康部分
③東照宮縁起絵巻 第二巻 関ヶ原(徳川家康部分)
④徳川家康二十将図(徳川家康部分)
※①~④および「重要文化財 大坂夏の陣図屏風(部分)」の無断転載を禁じます。