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一口羊羹4本入り「大阪」
一口羊羹4本入り「大阪」
 
 
大阪城天守閣は、2022年4月8日(金)から大阪城天守閣と株式会社鶴屋八幡で共同企画した「一口羊羹」4本入り「大阪」を発売します。

江戸時代の大坂城は徳川将軍の持ち城で、徳川幕府の西国支配の拠点として機能しました。城主である将軍がふだんは江戸城にいるため、大坂城には将軍に代わる最高責任者として「大坂城代」が置かれ、その下に「定番」「大番」「加番」といった役職が設けられ、江戸時代を通じて多数の譜代大名や旗本たちが交代で着任しました。大名たちは家臣団を率いて大坂城に入りましたが、そうした武士たちが、当時大坂を代表する和菓子屋で、『摂津名所図会』に「(高麗橋)三町目に虎屋伊織とて名物の饅頭を沽(う)る。終日(ひねもす)買う人絶えずして世に名高し」、『浪華百事談』では「高麗橋三丁目に、虎屋大和大掾藤原伊織という菓子屋あり。……此家に製せる乾菓子蒸餻、もっとも佳品にして、其味ひ他にすぐれるを以て、内国中はいふもさらなり、支那国へも其名いちじるしく聞え、高貴の御方へ調進も、大坂に於ては此家に製せる菓子にあらねば用ふることなく」と絶賛された「虎屋伊織」の菓子を買い求め、城中で食していたことが、彼らの在番中の日誌で確認できます。この「虎屋伊織」の系譜を引くのが現在の鶴屋八幡です。大阪城天守閣では、こうした史実をもとに、全国各地からお越しいただく入館者の皆様に、かつて大坂城内に勤務した武士たちと同じ体験を追体験してもらいたいと考え、鶴屋八幡に共同企画の相談を持ち掛け、このほど商品化が実現しました。

お菓子については、新型コロナウィルス感染症の感染拡大が繰り返されていること、将来的に外国人入館者が再び増加傾向に転じた際に、海外にお持ち帰りいただくことなども考慮した結果、どこでも食べやすく、品質の安定性が高い一口羊羹にすることを決定しました。外箱には大阪城天守閣のイラストと「大阪」の二文字、個別商品のパッケージには大阪城天守閣が所蔵する豊臣秀吉の遺品などを意匠化し、さらにそれら所蔵品を紹介する口上書も入れておりますので、大阪城土産、さらには大阪土産としてもふさわしい一品になったのではないかと考えます。

大阪城天守閣復興90周年の記念すべき時に完成した本商品を、是非お買い求めください。

1.商品概要
・商品名   一口羊羹4本入り「大阪」
・価格    1,000円(税込)
・販売開始日 2022年4月8日(金)
・販売場所  大阪城内ショップ、大阪城オンラインショップ
       鶴屋八幡販売店 他検討中

・仕様    外箱サイズ:縦110mm×横138mm×高さ22mm
       個別商品箱サイズ:縦80mm×横28mm×高さ18mm
・製造元   株式会社鶴屋八幡
・販売元   株式会社鶴屋八幡
      
2.株式会社鶴屋八幡と一口羊羹について
鶴屋八幡の技法は、約300年前の元禄時代まで遡ります。元禄15年(1702年)創業で、江戸時代の上方で有名であった、老舗菓子店・虎屋伊織が起源になります。当主に実子がなく、当主より厚い信頼を得ていた今中伊八氏が職人達と製法、技術を踏襲し、文久3年(1863年)、同じ高麗橋に鶴屋八幡の暖簾を掲げました。現在も本店は大阪市中央区今橋にあります。
「一口羊羹」は、生菓子風のしっとりとした柔らかさに特徴があり、職人が時間をかけて丁寧に炊き上げ、あっさりとした程よい甘さをご賞味いただけるように作られています。
3.個別商品(セット内容)
個別商品のパッケージには、本商品に限り、豊臣秀吉所用と伝わる大阪城天守閣の所蔵品を意匠化しました。なお、ご購入いただいた方へのお楽しみとして個別商品のパッケージに描かれた大阪城天守閣の所蔵品を紹介する口上書を制作し商品に同封しています。

(1)「明の春」…馬藺後立付兜(ばりんうしろだてつきかぶと)
(2)「抹茶羊羹」…桐文蒔絵軍配団扇(きりもんまきえぐんばいうちわ)
(3)「栗羊羹」…蜻蛉燕文様陣羽織(とんぼつばめもんようじんばおり)
(4)「夜の梅」…富士御神火文黒黄羅紗陣羽織(ふじごしんかもんくろきらしゃじんばおり)

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