既存！推し企画 其の一
こんにちは、大阪城オンラインショップです！
いつも全国たくさんの地域からお越しいただきありがとうございます。
今回は「NEW！」ではなく、既にご覧いただいている「既存！」商品を、改めて皆様にご紹介する企画です。
推し商品は・・・・・ 一口羊羹4本入り「大阪」 です。
大阪城天守閣と、大阪の老舗菓子店・鶴屋八幡の共同企画で誕生しました。
この4種類の中箱デザインは、すべて豊臣秀吉所用と伝わる品です。
尚、4種類の中箱から、外箱の大阪城天守閣や雲まで、すべて鶴屋八幡の今中社長直々に描いて頂きました。
今回、大阪城オンラインショップでは、大阪城天守閣図録から、中箱デザインの参考となった品々をご紹介してみたいと思います。
富士を大きく配した豪快な構図。暗黒に映える鮮やかな黄。
ネックラインと袖ぐりのフリルや、羅紗の派手な色彩は西洋文化の影響。襟や前身の合わせ部分に使われているのは明国から渡来の銀襴(ぎんらん)。日本の象徴たる富士は異国趣味にいろどられている。裏地には一面に桐の紋。
★一口メモ★
陣羽織とは、武将たちが戦場で鎧の上にまとった上着です。
羅紗(らしゃ)は、南蛮貿易により日本に入ってきた素材で、紡毛を密に織って起毛させ、毛先をカットした毛織物のことです。厚手で、あたたかく、丈夫だそうです。
富士は神が宿る山とされ、火口から上がる噴煙は神の火。とても神聖な意匠ですが、はっとするほどおしゃれです。
馬藺(菖蒲の一種)をかたどった細板が放射状にのびる後立の意匠で有名な兜。
秀吉の九州攻めにあたり、蒲生氏郷(がもううじさと)の配下で功績をあげた西村重就(にしむらしげなり)が、「志賀」の名字とともに秀吉から拝領したとされる。
志賀家旧蔵の原品は、東京国立博物館の所蔵となっている。
★一口メモ★
馬藺(ばりん)とはねじあやめのことです。(多年草。高さ約1メートル。 葉は剣状でねじれています。) 馬藺が、まるで後光がさしているように見えて、神々しさを感じる兜です。
★兜の試着体験ができます★
大阪城天守閣2階 試着体験コーナーで、この「馬藺後立付兜」の試着用を体験いただけます。
皆様に大人気のコーナーなので、大阪城天守閣へお越しの際はぜひチェックしてみてくださいね！
◇表裏の意匠の対比◇
軍配団扇は、戦場で大将が用いた指揮具。
片面は金地に桐文を朱漆で、その裏面は銀地に同じく桐文を金蒔絵で描く。
★一口メモ★
上記の写真は金地の面ですが、もう片面は銀色。二面同じデザインで色違い。どちらが裏とはなく、これまたすごくおしゃれな意匠です。
◇羽根が目を引く奇抜なデザイン◇
全体を金地とし、背面には太陽の下を群れ飛ぶツバメ、前面にはトンボとツバメを写実的に描く。袖ぐりには青く染めた鳥の羽根を植えこんでいる。
★一口メモ★
トンボは前へ前へと進んで飛んでいき、後ろへ下がらないところから、武将たちには勝ち虫と呼ばれて、とても好まれていた昆虫だそうです。ツバメは武具に登場することの少ない鳥ですが、秀吉は武具に取り入れました。ツバメのすばやく優雅に飛ぶ様子を評価したのではないかと考えられます。
桃山時代、これらの斬新でおしゃれな意匠は、どれほどまばゆく見えたでしょう。
さて、ここで商品に戻ります。
★推しポイント①
生菓子風のしっとりとした柔らかさに特徴があり、あっさりとした程よい甘さをご賞味いただけます。
文久三年(1863年)の創業以来、和菓子一筋に歩んでこられた御菓子司・鶴屋八幡の、上品で確かな味わいを皆様にお伝えしたいです。
★推しポイント②
とても手に取っていただきやすいサイズです。
ご自身でお召し上がりいただくのはもちろんのこと、同窓会のお開きにお渡しする品や、ご親戚、ご友人との会合で、ちょっとしたお土産としてお渡しする品にいかがでしょうか。
お菓子の“おいしさ”をお楽しみいただくとともに、パッケージをご覧いただき、お話のきっかけとなりましたら、嬉しいです。
(おまとめ注文承ります。ご相談ください。)
( ご購入はこちらから 商品のページ )
「既存！」推し企画は今後も登場する予定です。
また大阪城オンラインショップをのぞいてみてくださいね！
